トップページデータノート「XXXHOLiC」ストーリー紹介(コミック版)

第158話

小羽は四月一日と占い屋のおばあさんの家で料理をしていた。
居間には四月一日と共に来た百目鬼もいる。
侑子が、変えられるのは外側だけだから、内側を変えるには小羽の母が独りになって考えることが必要だと。それに祓う力はなくなっても視える力は残ってるから、上手く使えるようにしたほうがいいと。だから小羽は占い屋のおばあさんの家においてもらっている。
「私、いろいろ教えてもらってるのに、何も返せてない。」小羽は言った。
するとおばあさんは、占星術などは私が死んでも小羽が覚えて伝えていってくれれば残るから、それで良いと言った。
百目鬼が酒を持ってきたというので、小羽と共に杯を取りにいっている間、四月一日とおばあさんは話していた。
あの「喧嘩ばかりしている男の子」と仲良く慣れたのは四月一日が変わったからだと。
そして同じように、四月一日によって侑子も変わったのだと。
その頃、小羽は百目鬼に言った。
「四月一日くんは・・・」