トップページデータノート「XXXHOLiC」ストーリー紹介(コミック版)

第156話

「それじゃ大きすぎるわ。」
小羽の力を対価にするとうわさを消したりするだけでは大きすぎるという。
「それに貴女はテレビで一度も嘘をついてない。あの女性の夫の末路も、お母さんのことも。
でも先に幸せになると決めたのでしょう。人は関わりあって、互いに影響を受けながら生きるから。どちらか片方だけなんてことはないわ。」
それになにかあったら四月一日も会いに行く、と侑子が言うと、小羽は今まで迷惑を掛けたから、と言う。
けれど侑子は、小羽ちゃんが会ってくれないと四月一日泣き暮らすわよ、と言った。
「ありがとう」小羽は言う。
「今日ここに座ってから4回もこの言葉を言ったの。今まで言うことはなかったのに・・・。」
 
そして、侑子は小羽の霊力を取った。
しかし、小羽の体から出てきたのはサクラの羽根だった。