トップページデータノート「XXXHOLiC」ストーリー紹介(コミック版)

第119話

「まって」と四月一日はひまわりを呼び止めた。
「俺、ひまわりちゃんに『四月一日くん』って呼ばれただけで一日幸せだし、一緒にいるだけで幸せだし・・・ひまわりちゃんといると幸せだよ」
ひまわりは振り返り真剣な顔で「今度こそ死んじゃうかもしれないよ」と言った。
でも四月一日は「死なないよ」と答えた。
するとひまわりは笑って「莫迦だね。四月一日くん」と言った。
そして怪我が治ったら苺のシフォンケーキを作っいていくという約束をした。
ひまわりが侑子の寝室を出るとそこには血だらけの袴を着た百目鬼が座っていた。
「シフォンケーキのことは聞かなかったことにしてね。二人だけの約束だから。」
すると百目鬼は弁当は3人で食べようと言った。
寝室にいた四月一日は侑子に対価を払ってくれたのは誰なのかと問う。
一人は「四月一日と縁の深い少年」――『小狼』なのだと答えた。
四月一日は何故自分と『小狼』が縁が深いのか聞くもその答えを聞くことなく眠りについた。
対価を払った2人目は百目鬼。
対価は「四月一日が流した分の血と同じ量の血」
その頃ひまわりは侑子の店を出て行っていた。
「四月一日くんの傷跡背負ってよかった・・・。」
その背中には一生癒えないような大きな傷跡があった・・・。