トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.76 - 克服の時

小狼を取り巻く怪しい集団。それは驚くことに、阪神共和国で出会った笙悟たちのグループだった!!
その中には、正義の姿も・・・。笙悟は買い物途中の小狼とサクラを半ば強引に話があるからと連れて行こうとする。
小狼は「待っている人がいるので」と断わった瞬間、笙悟の仲間たちは一斉に小狼に襲いかかった。警棒のようなもので小狼に攻撃をしかける仲間たち。警棒で攻撃を受けると電気だろうか?かなりしびれる衝撃棒だ。
複数の素早い動きに小狼も苦戦!しかし、いつしか黒鋼に教わった、気配のみを追いかけることで敵の動きを察知し、次々と攻撃を命中させ戦いを終わらせた。
笙悟は衝撃棒を持っている者だけに攻撃をした小狼に驚く。驚く笙悟にさらに追い討ちを掛けるように背後から、「それも手だけを狙ってね」と声が聞こえた・・・。
スーツに身をまとった3人・・・、サクラに迫り「あなたはきっと無実です」と花を片手に迫る。困惑気味の小狼とサクラ。サクラの手に乗っていたモコナが一番最初に反応した。どうやら、ドラゴンフライレースの予選通過者だ。
そう笙悟たちは、予選通過者の小狼とサクラに用事があったのだ。レースでの妨害行為。カメラ撮影された映像から光る粉を撒(ま)かれていたことも判明。そして、風向きや状況から不正を働いたのは予選通過者上位20名の中にいることを笙悟たちは語る!!サクラは驚きを隠せなかったが、小狼は何か感づいたか真剣な表情で話を聞くのだった・・・。