トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.69 - 回り始める世界

小狼とサクラは驚きを隠せなかった。陣社に祭られていた神器は小狼たちが以前頭に付けていた髪飾りだったのだ。祭られている理由は陣主(マスター)なら知っているんじゃないかと住人たちは口にした。
小狼たちは修羅ノ国と紗羅ノ国の関係をファイたちと考える。今までの移動は場所は同じで時間だけ移動したのでは?との結論に行き着いた。
そして、未来が変わったことに気づく。しかし、小狼はパッとしなかった。未来から来た小狼が過去の別れ際、最後に残した言葉がきっかけで歴史が変わったことに、罪悪感のような何ともいえない気持ちを感じていた。
心配そうに見ているサクラ、そのとき、阿修羅王と夜叉王の銅像から剣が何かに引き出されるように出てきた。モコナの秘密技で像から剣を引き出したのだった。剣は次元の魔女郁子に渡す対価だった・・・。
紗羅ノ国で行われている結婚式に見とれいている小狼たち一行。しかし、次の国への移動のため、その場を離れなければならない。小狼はサクラの手をしっかり押え、新郎新婦に言葉を贈り次の世界へと旅立った・・・。
小狼たちの分からない闇の世界・・・。着々と進められる悪の企み・・・。そしてなぞの刺客が小狼たちに襲い掛かろうとしている・・・。