トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.34 - 桜の国

ガラスを割り突如飛び込んできたのは、干物のような体格に黒髪と角を持つ怪物だった。素早く怪物に回り込んだ小狼は、すかさずキックで攻撃!直撃を受けた怪物は倒れると同時に大気に取り込まれる湯気のように消え去っていった。
翌日、市役所へ出向いた小狼たちに、報奨金が用意されていた。怪物を倒したことによる対価だった。驚く小狼は鬼児の存在を知らされる。鬼児を倒して収入を得る狩人の存在も・・・。
どうやら、昨日部屋に飛び込んできた怪物は鬼児だった。
色々な情報を得るため鬼児狩りを職業に選ぶことにした小狼。鬼児狩りは二人一組、そしてチームには1組だけと決められていた。
早速、ファイは留守番中の黒鋼を持ち上げ鬼児狩りのメンバーに。サクラはもちろん鬼児狩りには行けない、ついでにファイ、モコナまでも、のんびり楽しい仕事を選択してしまう。
早速部屋に戻る小狼たちは、鬼児狩りのことを黒鋼に報告。黒鋼は闘志がみなぎるかのように乗りが良かった。しかし、黒鋼は小狼の右目を逃さない・・・。そして、小狼と黒鋼が鬼児狩りのメンバーに決まった。
ふと幼い頃を思い出した小狼。右目が不自由で怪我をしたことを・・・。そして、サクラとのことを・・・。
眠っていたサクラが目を覚ますと早速、部屋では仕事の準備を始めていた。ファイは色々な情報を収集するために人の集まる喫茶を始めることにした。早速ファイは、目覚めたばかりのサクラにウェイトレスの格好をさせる。
早速、小狼と黒鋼は鬼児狩りに出かけ、鬼児が現れ戦闘に!小狼はキックで、黒鋼は刀で、次々と現れる鬼児を気持ちよく倒していく。そんな小狼たちの姿を楽しそうに屋根の上から見ている二人の影が・・・。