トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.32−終わらない伝説

催眠術から解き放たれた子供達、一斉に家族の元へと走り寄る。カイルは子供達を傷つけはしなかった・・・。
サクラだけが見ることの出来たエメロード姫、サクラは小さい頃から死んだはずの人を見ることが出来る力を持っていたと小狼が語る。
窓からそっと広場を見ると、再会に喜び満ちあふれた町の人々の姿が。その中に笑顔のグロサムの姿もあった。自警団の一人がグロサムに詰め寄っていた!町の人々のこと、そして、行方が分からなくなった子供達のことを心配し夜も寝ずに探していたことをなぜ黙っていたのかと。
グロサムは静かに、自分たちだけでは解決できなかったとそっと話した。そして、グロサム達は小狼達にお礼を言うために部屋へ向かった。
しかし、部屋は静まりかえりそこに小狼達の姿は無かった。そして、一通の手紙が・・・。手紙には伝説の真実が書かれていた・・・。
サクラが目覚め、そして、エメロード姫の言葉が気にかかり、エメロード姫を捜すことに。
瓦礫と化した城、そこにはカイルも、そしてエメロード姫の姿もなかった。子供達の笑顔かがエメロード姫を成仏させたのでは?と黒鋼が言った。
しかし、エメロード姫の残した言葉が気にかかる。羽根の伝承も無かったのに、なぜ、カイルは羽根の存在を知り得たのか?
小狼達は、旅に少なからず邪魔が入っていることを感じ始めた・・・。