不穏な町に到着した小狼たち。閑散とした町は小狼たちを歓迎していなかった。
ふと玄関先に一人の少女を見かけ、伝説の手がかりを得るべく小狼は声をかけた。しかし突然現れた少女の両親が少女を家の中に押し隠してしまう。金の髪の姫、そして伝説すら聞けない小狼たちに突然、複数の黒光りする銃口が向けられる!町の自衛団だろうか?小狼は冷静な口調で自衛団に事情を説明する。そんな押し問答の中、自衛団が先生と呼ぶ「カイル=ロンダート」が仲裁に入る。カイルは町の医師、小狼達を快く受け入れ、宿まで手配してくれた。しかし、町長は反対、素性の知れない小狼たちを受け入れることは出来ないという。カイルは小狼たちは伝説や伝承を調べているので何か手がかりが見つかるかも?と町長の意見を押し切った!
カイルの話では町の事情はかなり深刻だった。深刻な事情と、伝説、そして金の髪の姫が関係しているかは分からない。
旅に疲れた小狼たちは床についた。ふと目がさめたさくら、その時、窓の外に怪しい光が!そこには美しく金色に輝く髪をもつ女性と、そのまわりを取り囲むように不気味なカラスの群が・・・。