トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.86 - 栄光の旗

サクラの操る「エッグウィング号」は他の参加者が躊躇(ちゅうちょ)するほどの巨大な滝へただ一機向かっていった・・・。
ふわりと吹き出す風を感じつつ一気に滝に突っ込んでいく!!滝を抜けると今まで飛んできた渓谷が見渡せるくらい高く飛び上がりゴールを決めた!!
初出場の「エッグウィング号」をたたえる司会者。しかし、当のサクラはきょとんとしたまま、まだ優勝した実感がわかない。モコナに勝った事を告げられると、安堵とともに喜びがあふれてきた。
モニター越しに、小狼、ファイ、黒鋼も喜ぶ。しかし、ファイと黒鋼は最後に発生した間欠泉に疑問を持つ・・・。そして、不正を働いているものの存在を黒鋼は感じ取っていた・・・。
司会者からインタビューされるサクラを、モニターごしに嬉しそうに知世は見ていた。表彰式の準備と共に間欠泉の調査と警戒を強めるよう指示する知世だった。