トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.85 - 戦いの姫君

巨大な間欠泉はサクラを目がけ襲いかかってきた。そして、機体丸ごと飲み込まれそうになった瞬間、黒鋼が操る「黒たん号」が間欠泉からサクラを守るように「ウィングエッグ号」をはじき飛ばした。しかし、「黒たん号」は大破、黒鋼もリタイヤしてしまう。サクラはもちろん、先にリタイヤした小狼やファイ、他の参加者も突然の間欠泉と黒鋼のリタイヤに驚きを隠せなかった・・・。
心配するサクラ・・・。しかし、サクラの強い意志を確認する黒鋼の言葉にサクラは応えるかのように、ウィングエッグ号を再び飛びたたせる。
幸い、黒鋼も怪我はなく一安心の小狼たち。ファイは黒鋼の様子を見るため一人席を離れた。
一方、ドラゴンフライレースを運営している知世たちは、今回の予想もしなかった間欠泉に疑問を持ち、衝撃銃(ショックガン)の使用まで許可を出した。
ゴールを目指し快走する参加者たち、ゴールは巨大な壁のような滝の向こう側に・・・。全機、滝にとどまり減速、水をかぶれば飛べなくなってしまう。しかし、その中、「ウィングエッグ号」を操るサクラは、知世の主催したレース、絶対ゴール出来る方法がある!!と確信し滝へむかい突進し始めた!!