トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.78 - 姫と魔女

モコナによって映し出されたのは「次元の魔女」だった。
黒鋼は少々警戒気味だ・・・。侑子は元いた国での服のことを尋ねてきた。
そして、それらの服をシッカリと紗羅の国から回収してくれていることも・・・。しかし、それらを返して欲しければ対価が必要なことも・・・。
速攻でキレ始める黒鋼をよそに、小狼は冷静さを失わず侑子に尋ねる。必要な対価は・・・この服に見合うもの・・・。侑子はからかうように質流れもあると小狼たちを急かす。
サクラはすかさず侑子に話しかけた。高麗国(コリヨこく)では眠っていてお礼が出来なかったことを伝えた。話も半ば、侑子の方では何やらバタバタと騒がしく「・・・来たわね」と・・・。モコナからの映像が途切れかかり侑子が別れの挨拶をしかけた
その時!!映像が若干(じゃっかん)鮮明になり、バレンタインデーのお返しを要求し言い残したことを伝え映像は終わった。
映像を見終わった黒鋼は完全にキレたが、小狼とサクラ、ファイはお礼の相談をはじめた。
「楽しそうですわね」上空から突如現れた飛行船には知世の姿が・・・。テーブルを囲み楽しい時間をサクラは知世と過ごした。料理の話も弾んだところで、小狼は真剣な表情で予選レースでの妨害行為について知世に尋ねた。先ほどまで楽しんでいた知世の表情は一変し真剣な表情へ!妨害行為について笙悟と残(のこる)から聞いたことを知世に告げる。
そして小狼たちの話を少し離れた影から覗き盗み聞きをする謎の影があった・・・。