トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.48 - 夢の終わり

モニタールームで、鬼児の暴れる様子を見ながら千歳が言う。桜花国(エドニス国)には「夢卵(ドリームエッグ)」を実体化させるほどのシステムは持ってないと。フェアリーパークは実体化した鬼児で溢れかえってしまう危機に瀕していた。小狼たちが居るモニタールームも例外ではなく、凄まじい揺れにみまわれていた!!
サクラを探しに行こうとする小狼。そのとき、モニターの中には、サクラ達の姿、そして、黒鋼と星史郎の姿が映し出されていた!

小狼は無事、サクラや龍王達と再会する・・・しかし、その向こうでは、黒鋼と星史郎は向かいあっていた。

小狼やファイを殺したのか問う黒鋼・・・。返事を聞いた黒鋼は闘う決意を固めた!!そして、黒鋼は先制攻撃を仕掛けた!!黒鋼も星史郎も闘いを楽しむかのように闘い続ける・・・。星史郎の手には「気」のようなものが集まり、ムチとも剣とも言えない不気味な武器
の形を作っていく。時には堅い剣として星史郎の身を守り、次の瞬間には竜ともとれるような形に変化し攻撃をする。
闘いの最中、星史郎から小狼の戦い方の変化を話し始めた。黒鋼も今日の闘いへの意気込みを語る。
そして、次の瞬間、黒鋼そして星史郎の一撃が!!しかし、竹で何かを挟んだような物が二人の間を引き裂き、地面に突き刺さる。モコナの口からはき出された物だった。
闘いを妨げられた黒鋼は、死んだと思われた小狼やファイの姿に少々戸惑っているようだ・・・。

星史郎も二人の姿をみて現実世界へと戻っていること確認する。星史郎は胸から光に包まれた羽根を取り出した。驚く小狼、それは紛れもなくサクラの羽根だった!!

千歳は桜都国を実体化させているのは羽根が原因と言う。小狼は羽根を取り戻そうと星史郎の元に向かって行くが・・・。次の瞬間、巨大なドラゴンのような鬼児が出現、「イの一」の鬼児が現れた!その鬼児の手の中には女性の姿が!!

驚く小狼達に、女性は「見つかっちゃった」と・・・。つぶやいた。