トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.41 - 永遠の友

買い物帰りのサクラとファイ。荷物を沢山持つサクラは今日もハリキッテます!!
そんな二人の前に飛び込んできたのは、走りながら号外を配る少年。
号外は鬼児が人を襲ったことを報じたものだった・・・。号外は桜都国の人々に不安を与え始めていた・・・。

そのころ、小狼は黒鋼の指導のもと、剣の練習に取り組んでいた。
黒鋼が投げた石をかわす小狼!しかし、どうしても左右の反応の不釣り合いから、かわすことの出来ない攻撃が有った・・・。
右からの攻撃に遅れがちの時もあるが気配を察知しているため、見えるはずの左目以上の早さで反応できていた。しかし、見えるはずの左目は視覚に頼りすぎる分反応が遅かった・・・。

そこで、黒鋼は小狼に目隠しをした状態で店まで帰ってくるように指導する。見える前に反応できるよう訓練するためだった・・・。そして、黒鋼は剣を手渡した。

早速、目隠しをした小狼は歩き始めた・・・。
それはいつもとは勝手が違う・・・。一歩一歩慎重に歩く。少しの物音でも敏感に感じてしまう、あたりが見えない小狼には何の気配かは分からない・・・。寒くなってきた・・・、夕暮れか・・・、歩いた時間すら分からず不安になってきた。
しかし、微妙に分かりはじめたことがあった、それは、生きているものと、そうじゃないもの。どちらも気配はあるが違いが分かり始めた。

突然、生きてないものの気配から攻撃を受ける!!生き物の気配では無いが小狼に執拗に攻撃を仕掛けてくる。
「何やってんだ!!」と小狼の目隠しを取り払う龍王!!
小狼の目に飛び込んできたのは巨大な鬼児の姿!!キックで鬼児を蹴り倒した小狼。

心配している龍王に、訓練の事を話した。龍王も、剣の良さ、そして自分の知らない強さに出会えることを楽しみにしている事を小狼に語った。二人は自分の思いを語るうちにますます仲の良い友達になっていた・・・。

一方、店に帰り着いた黒鋼。白詰草で入手した情報をファイに報告。なぜ新種の鬼児は人の姿をしていたのか?そして、なぜ人の姿をしているのに鬼児だと分かったのか・・・。疑問は募るばかり・・・。

小狼と龍王は店に向かっている最中、別の二人の鬼児狩りに遭遇!名の知れた鬼児狩りが鬼児に苦戦していた。鬼児は巨大化し蓄積したエネルギーを一気に放出するように二人の鬼児狩りに閃光を放った!!
鬼児たちは桜の木に群がっている、その中にはフードの付いたコートを着た謎の男の姿が!!フードを取り去った男に、小狼はすぐさま反応した・・・「星史郎さん・・・」。
謎の男も小狼の事を知っていた、笑顔で小狼の名前を呼ぶ。
鬼児たちは龍王たちに襲いかかる。しかし、数が多すぎ太刀打ちできない!!一旦、逃げることにした小狼と龍王。

小狼はなぜ、星史郎がこの世界に居るのか困惑気味だった・・・。