トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.39 - 新たなる強さ

新種の鬼児に蹴りで応戦する小狼。鬼児は自らの体をムチのように変形させ攻撃を繰り出す!!そして、小狼の足に巻き付いてきた!!すかさず、龍王が必殺技で小狼を助ける。龍王は武器を持たない小狼に、「ロ」より上の鬼児は素手では倒せない事を告げる。

あまりに強い鬼児、手こずる龍王たちに草薙らが応戦し何とか鬼児を倒すことが出来た。一人で倒せなかったことを悔しがる龍王。鬼児の動向がおかしいことを気にかける草薙。そして、小狼は右目を押さえ何かを考える・・・。

その光景を月夜の電柱の上から見ている謎の男の姿が・・・。

そこへ、足を怪我したファイが黒鋼に抱えられて帰ってきた。
黒鋼は蘇摩の姿を見て、唖然とし抱えていたファイを落としてしまう。
「なんでここに!?」
小狼たちも、黒鋼の言葉にきょとんとしてしまう。この国に知り合いも居ないはずなのに・・・。

黒鋼が言う蘇摩は、確かに蘇摩だけど、黒鋼と会うのは初めて。蘇摩自身も驚いている。

店の中に入った一同。小狼に足を手当てしてもらうファイ。黒鋼の世界に居る蘇摩、そして、桜都国に居る蘇摩・・・。次元の魔女郁子が言うように「同じだけど違う人」が存在したことをしんみりとファイが語る・・・。

早速、酒場の状況を聞く小狼。ファイはお土産にと、フロシキから出したのは、酒場で買ってきた色々なお酒の数々!!ファイ、モコナ、サクラは早速お酒を。何故か皆、猫のような言葉で話し始めた。そんな、光景に少々あきれ果てた黒鋼。酔った、モコナはお店の名前を「キャッツ・アイ」にしようと侑子からの伝言を伝える。

小狼と黒鋼は店のすぐ外で二人で飲み交わしていた。小狼は黒鋼に剣を教えてほしいと真剣なまなざしで言う。男としての決意を感じ取った黒鋼は教えることを引き受ける。