トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.37 - 生と死の間

大きく立ちはだかる黒い壁。黒鋼とファイは鬼児に囲まれていた。
しかし、闘志をみなぎらせる二人はバサバサと鬼児をぶった切る。
そんな中、ファイは武器のダーツの底を切らせてしまい、ヒョイヒョイと敵の攻撃をかわしていて。

倒しても倒しても元に戻る鬼児・・・。黒鋼に「反撃しろ」と一喝されるも、逃げ続けるファイ・・・。しかし、何時までも逃げ切れなかった。鬼児の目から閃光が放たれファイは直撃をくらい、壁に叩き付けられてしまう。
ファイの姿を見た黒鋼は、一気にケリをつけようと、秘技を使い鬼児を片づけた。しかし、その代償は大きく、刀はボロボロに・・・。
ファイは足に怪我を負っていた。ファイは「これくらいでは死なない」と言うが・・・。黒鋼はファイの言葉の真の言葉を悟った・・・。そして、黒鋼の本心をファイに言い放つ・・・。

その最中、「店の前で揉めごとはごめんやで」と女の子の声が聞こえる。
ファイは女の子に「白詰草(クローバー)」と言う名の店を訪ねた。
その店は目の前にあった・・・。

そのころ、小狼とサクラは・・・。
小狼は二人の客人の挑戦を受けていた。
龍王が必殺技を使おうと身構える。心配するサクラ、龍王を止めようと
蘇摩が声を上げる!!
技が炸裂するその瞬間、「人の店で何やってんだ!」と龍王の頭にゲンコツが!!龍王を止めたのは、譲刃と店に訪れた草薙だった。

食事をする3人、龍王は小狼とともに散らかした店内を片づける。
龍王は片づけながら、小狼の右の反応が遅いことを気にかける。
勝負話に花を咲かせ二人はいつの間にか仲が良くなっていた。
そんなとき蘇摩と草薙は新種の鬼児の話を始めた。

桜の花びらが散る月夜・・・。
和やかな雰囲気の店を少し離れた電信柱から伺う怪しい人影が・・・。