トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre. 8−神の宿る国

空汰たちの元へと戻った小狼たち。彼らは気配はしたけれどもすぐに消えてしまったさくらの羽根の気配のことを空汰たちに話した。
空汰の妻、嵐の考えはこうだ。
「羽根の波動を感知していたのに、それが辿れなくなって分からなくなるのは、羽根が現れたり消えたりするものに取り込まれているからでは?」…
 そこで成り立つ推測が導き出される。
「羽根は功断に取り込まれているのではないか?」
−−功断が消えれば羽根の波動も消える。さくらの記憶の羽根は強い心の結晶のようなものだから、それだけの心の強さに見合う使い手の功断に憑いているのではないか−−と。
翌日、再び街へ出た彼らの目の前に、突如正義の功断が壁から現れる。彼の功断は一度会った人がどこにいるのかが分かる特技を持つのだ。休日で予定のない正義は、小狼たちの羽根探しに同行したい、という。そこに風を切り裂いて現れた功断に、モコナと正義がさらわれた!残されたのは『阪神城で待つ』という一通の手紙!果たして小狼たちを待つ者の正体は?


結構あらすじをまとめるのが難しい回ですね(汗)。
あらすじにはかけなかったのですが、この回には熱を出して寝込むさくらと、それを介抱する小狼のエピソードがあります。
「ちょっと熱が出ただけなの−寝たらすぐに下がるって………でも、手、にぎってくれたら、もっと早く良くなると思う…。」
そんな記憶を抱えながら、眠り続けるさくらの手を握りしめる小狼。
…ファンとしては、本当にこの二人の幸せを願わずにはいられません…。