トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre. 5−覚醒の瞬間

小狼、黒鋼、ファイの三人は、阪神共和国の街中へと出かけた。
露店で売られるリンゴを前に、三人はまたも世界観の違いを痛感する。
ふと、ファイがどうやって次元の魔女の元へ来たかを尋ねる。ファイは、小狼・さくらを送った雪兎、黒鋼を送った知世は共に凄いチカラの持ち主であることを認めるが、同時に持てる力を総動員しても異世界へととばせるのは一度きりで、異なる世界を渡り歩いてさくらの記憶の羽根を集めるには雪兎では力不足だったことを話す。
突然、路頭で功断を使ったナワバリ争いが始まる。功断とは一人一人に憑いた魔物のようなもののようだ。首領格の男が放った功断が、小さな子供を襲う。それを守ろうと身体を張った小狼。そのとき、昨夜夢に見た功断の力が発動した…!