玖楼国の王女・さくらと、遺跡発掘隊の少年・小狼は、幼なじみ。
発掘調査から戻った小狼を出迎えたさくらは、小狼に秘めた思いを告げようとするが、伝えられぬまま夕刻を迎える。小狼もさくらに好意を寄せているが、身分の違いから気持ちに素直になれない。
翌日、小狼に渡すため弁当を持ってきたさくらは、地下遺跡の見知らぬ紋章に取り込まれてしまう。呼び戻そうとする小狼だが、その眼前で突如さくらの躰から羽が現れ、飛び散ってしまう。それはさくらの記憶であるという。
小狼はさくらを救うべく、次元の魔女の元へと出向く…。