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阪神共和国

有洙川空汰(そらた/Sorata)

 阪神共和国に流れ着いた小狼達を招き入れた下宿家の主。
 ノリを大切にする歴史の教師で、絶滅寸前の古語(関西弁)で話す。

☆出典:『X』で登場する「七つの封印」の一人で、高野山の僧。
楽観的でお調子者とも取られかねない振る舞いをするが、その霊力は高野山の開祖に匹敵するほどのものとも言われている。
自らの命を嵐に捧げると心に決め、そのために瀕死の重傷を負う。

有洙川嵐(あらし/Arashi)

空汰の妻で、下宿屋の管理人。言葉数が少なく、礼儀正しい女性。
元・巫女で、霊力を備え持つ。

☆出典:『X』で登場する七つの封印の一人(鬼咒嵐/きしゅうあらし)。
伊勢神宮の隠し巫女で、自らの身体に伊勢の霊力と真のご神体を隠し持つ。

浅黄笙悟(しょうご/Shogo)

 「特級」の力を持つ水の功断を操る自警団のリーダー。自警団…といっても決して善人面しているわけではなく、時にはあたりを破壊し、まわりに迷惑をかけることも。
 その一方で、実家の酒屋の手伝いをする甲斐甲斐しさも持つ。
 相当な「バトルバカ」。

☆出典:『劇場版「X」』で登場した劇場版のオリジナルキャラである。
水の力を使い、当時コミックスで未登場だった「玖月牙暁」の代わりとして登場した。
(<留犯V星様より:ご指摘ありがとうございました)

斉藤正義(まさよし/Masayoshi)

 彼によく似た容姿の功断を持つ少年で、第5話で笙悟の功断に襲われかけたところ、小狼に助けられた。
 彼の功断が最底辺にあたる四級の功断であることを気にかけ、特級の功断を持つ者にあこがれを抱く。

☆出典:CLAMP学園探偵団で、ちょい役で登場。
功断は魔法騎士レイアースのサンユン(山伊)で、共に強く押されると押されるままに流れてしまうキャラ。
愛着がもてる「ギャグな顔」。

プリメーラ(Primera)

 阪神共和国では知らぬ者がいないほどの人気アイドル。
 歌、踊りに秀で、さらにかわいく美脚の持ち主。
 彼女に憑く功断は拡声器のようなもので、彼女が声にした言葉を文字化・具現化して、相手を攻撃することが出来る。
 笙悟に気があるらしい。

☆出典:魔法騎士レイアースで、魔法剣士・ランティスにつきまとう妖精。
レイアースではモコナとのツッコミ漫才(?)が楽しめる。
さらには、アニメ版ではモコナと同じ声優(白鳥由里さん)が声をあてている。


関連作品:魔法騎士レイアース

(関係キャラクター:モコナ、プリメーラ、サンユン、エメロード、カルディナ)

 東京タワーで期せずして出会った、光・海・風。突然彼女たちを襲った光。「この世界を助けて、伝説の魔法騎士たちよ」という声を聴いた次の瞬間、3人は不思議な世界へと投げ出される。そこは信じる心こそがチカラになる世界、セフィーロだった!
魔法を身につけ、装備を成長させ、モコナと共に旅を始めた3人は、果たして伝承の通り「伝説の魔法騎士」になれるのか!?

 1993年からなかよしで連載。講談社・刊。単行本、全6冊。『魔法少女』と『ロボット』ものを足し、さらにRPGで味付けをしたCLAMP作品の名作。
 1994年からアニメ化され、第二部は原作とアニメでは結末が異なる。
 メインの三人、「光・海・風」が歌詞に入ったテーマソングも特徴的。特に田村直美が歌う第一部ラストにかかったアコースティック版「ゆずれない願い」(「ゆずれない願い」はミリオンセラーに)、そして同作品を見た後に田村直美自身が作詞・作曲したという「光と影を抱きしめたまま」は、レイアースを愛するものなら決して忘れることが出来ない名曲となった。