トップページデータノート「XXXHOLiC」ストーリー紹介(コミック版)

第131話

ベンチに座って話していた小羽と四月一日。
そこにジュースを買いに行かされてた百目鬼が帰ってきた。
百目鬼はジュースを四月一日に渡し、四月一日はそのうちの一本を小羽に渡した。
そんな二人に小羽は「ありがとう」と言う。
そしてさらに「四月一日くんこの人と混ざってる。前に風船貰った時とは違う感じがする。」と言った。
時を同じくして侑子は宝物庫でファイの刺青と黒鋼の銀龍の前にしてこう言った。
「あの子達は躯だけではなく心も混ざってきている。このあいだの少女の時も本来なら百目鬼君は見えるはずがなかった。けれど百目鬼君は見えなければならない。最後を最後にしないために・・・」
そういう侑子の手には一巻の冒頭で小狼とサクラが入っていた筒の小さいものが握られていた。
そんな時四月一日達は小羽と風船のことを話していた。
話によると小羽はまだ風船が割れてないらしかった。
そして四月一日が「どんな夢がいい?」と聞きかけていると、人のせわしい足音が聞こえ小羽がはっとして飲みかけジュースを四月一日に渡し、去ろうとした。
「こんなところにいた!今日は取材があるから家にいなさいって言ったのに!」と言う声と共に小羽の母親が来た。
さらに四月一日が持っているジュース(ちなみにミルクティー)を見て「これまさかこの子に飲ませたんじゃないでしょうね!この子が視えなくなったらどうするの!出演料ももう払ってるのに!」と叫んだ。
「出演料・・・」四月一日は呟く。
すると小羽は強い瞳で言った「見えるよ。いろんなモノが。」
そして小羽は口パクで「マ タ ネ」と言って母親に連れられ帰っていった。
四月一日は言った。「小羽ちゃん俺に待たねって言った。だから今度は俺が小羽ちゃんに会いに行くんだ。弁当を持って。」
すると百目鬼が言う「あの母親が黙っちゃいないだろう」
それに対し四月一日は言った。「それでも会いに行く。小羽ちゃん卵焼きすきって言ってたなあ・・・」
すると百目鬼が「俺のも作れ」と言い出し二人はもめた。