トップページデータノートストーリー紹介【ツバサ−RESERVoir CHRoNiCLE−】

Chapitre.29−不落の城

古城の牢屋に閉じこめられたサクラ、脱出を試み成功する。サクラは催眠術にかかった子供達の後をつけて行く。大広間に着いた子供達、そこには一枚のお姫様の絵画があった。操られるように一人の子供が絵画をずらすと、そこには子供が一人通れるほどの抜け穴が現れた!子供達はその抜け穴へと吸い込まれるように入って行く。思わずサクラは子供達を呼び止めてしまい、後をつけていたことがばれてしまい子供達にとり囲まれてしまう。
一方、小狼達は周辺を捜索していた。そこには何故かずぶ濡れのグロサムの姿が・・・。自警団と小狼達は少しグロサムの事が気になった。
町長の元へ戻った小狼達。子供達を捜す手がかりにと、町の記録を記載した本を借りる。本に夢中になり読みながら歩く小狼は道で転んでしまった。ふと、子供を診察しているカイルの姿が目に入った、優しそうに診察しているカイル。しかし、診察を終えた子供は何もないよどんだ空を見上げて黒い鳥を見ていた。不審に思いながらも小狼は、カイルの元を訪れ、転んだときに怪我をした手の治療をしてもらう。治療の最中、子供達やエメロード姫の城の話をした。小狼は城の近くでずぶ濡れになっていたグロサムの事を話し、自警団と一緒にグロサムを見張ることにしたとカイルに告げた。
雪の降る深夜、こそっと家を出るフード付きのコートをはおった子供の影・・・。その後を誰かつけている。。子供がフワッと倒れると驚くようにカイルの姿が闇から現れた!
小狼はカイルを見逃さなかった!そしてグロサムも!今までグロサムは川に阻まれていた城を入念に調べていたことを話す。そして町長から預かった町の記録、カイルの診察記録をカイルに見せる。子供達は診察後、数日経って行方がわからなくなっている事実を告げる。催眠治療、足跡が残らない雪の日に姿を消す、そして阻まれた川を渡る方法も!すべてのトリックを暴きカイルに迫る!
そして実際にファイ達が川の水を止めてみせた!
カイルは突然笑いだし本性をあらわす!城の中に欲しいものがあり、それは子供達でないと無理なもの。そのために子供達を利用していたと語った!そして隙をみてカイルは水の上を走り逃げ去ってしまった!
逃げるカイルにとっさにモコナが何かをぶつけた!実は子供の姿はモコナの超変身だった!そして真剣な眼差しの小狼はカイルを追う!